パオアマガディンルー ヘルガーと共に
【初めに】
ゆーと申します。
SVランクマッチシーズン7お疲れ様でした。
今回最終3桁を惜しくも逃してしまいましたが、SVで初めて3桁を狙えるところまで構築を練ることができたので、備忘録を兼ねて記事を書かせていただきました。
拙い文章ですが最後まで目を通していただけると幸いです。
TN へるがーぽけ
最高レート 1838
最終レート 1783
最終順位 1660位
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【前置き】
TNからご理解いただけると思いますが、自分は全ポケモンの中で「ヘルガー」が圧倒的に好きです。金銀発売以降ずーーーっとこのポケモンが大好きです。嫁ポケです。見た目もタイプも何もかもが好きです。
前作の剣盾から復帰した自分ですが、剣盾にはなんと!!!!!ヘルガーが内定しておらず、とても残念でした。今作SVでは無事ヘルガーの内定が決まり嬉しいという感情とともに、ある一つの縛りを作ることにしました。
「ランクマでは構築に必ずヘルガーを入れる」
これだけは最後まで貫き通そうと思っています。結果を求めることもランクマをやるうえで大切なことですが、何よりまず楽しむことが大切と思っております。そのうえで自分が一番楽しむために必要なことは、相棒のヘルガーと頑張ることだと思いこの縛りを作りました。
ヘルガーは今作「イーユイ」という強大なライバル(というか認めたくはないけどほぼ上位互換)が現れ、また環境にもあまりマッチしておらず大きな活躍をさせることは難しいかもしれませんが、それでもヘルガーの持っている力を信じ、活かせるようこれまでも、そして今後も頑張っていこうと思います。
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【構築経緯】
鉢巻パオジアンの高火力を押し付けることで相手の受けごと破壊していけると思い軸とした。初手に投げることの多いパオジアンで生じそうな問題を考えてみた。
・初手ミラーの対策
→パオジアンミラーは択があまりにも多い(持ち物、テラスを切るか、テラスタイプ、技の選択、受けへの引き等)ため、初手ミラーを制する、かつ裏に引かれても負荷をかけることができる型を理想とし考察。
⇒準速パオジアン抜き電気テラスタルが一番理想に近いと感じ採用。
・初手に早い特殊アタッカーと対面(ツツミ、カミ、スカーフイーユイ・ドクガ等)
→ツツミは初手パオとのミラーでほぼクイタンしか打たれなかったので、裏に負担のかかる技を選択(持ち物補正無しドロポンは確定で耐える)。
カミ、イーユイドクガは突っ張るとパオを無償で突破される可能性があるため引き先を用意する必要がある。
→カミ対策にオボンアーマーガアを、イーユイドグカ対策にチョッキディンルーを採用。アーマーガアはある程度の物理受けや地面、フェアリーの一貫切りも兼ねている。
パオジアン絡みはとりあえず解決とし、現時点で採用できていない特殊エースを考察。構築にフェアリータイプが欲しかったことと、高火力高速で上から制圧できるハバタクカミを採用。はじめは眼鏡で考えたが、火力よりも最速パオジアンやスカーフイーユイ、眼鏡ツツミ、1舞したカイリューガモス等を上から叩きたいと感じる場面が多く、また過去に使用したことで使い慣れていたということもありスカーフを持たせた。
4枠が決まった時点でヘルガーの型を決めることに。イーユイとの差別化を考えようとしたが結局中途半端になりそうなので、襷を持たせたアタッカーとして採用。ピンポイントでもいいので役割を持たせたいと考えた結果、重く感じていた「初手キノガッサ」に引かれなければ勝てるような型を考えた。一応初手の低特殊耐久襷持ち(イダイナキバ、テツノブジン、パオジアン等)には引かれなければ勝つこともできた。
最後の1枠はチオンジェン、キョジオーン、受けループ等の搦手対策を考えた。がなかなかしっくりくるポケモンがおらず悩んでいたところ、突然ポイズンヒールキノガッサが浮かんだので採用。鉢巻パオジアンがチオンジェンにテラスを強要させることができるので相性が良かった。環境に増えつつあった毒菱に強いのも良き。
構築が完成した。
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【構築コンセプト】
- 環境に多くいるパオジアンに対しミラーで負けない、かつ裏のパオジアン受けに対し負荷をかけサイクルを崩壊させる
- 特殊高速高火力アタッカーに対し明確な引き先を用意
- 低速受けポケモンをポイズンヒールキノガッサで破壊する
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【構築紹介】
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パオジアン@こだわりハチマキ
性格:陽気
特性:災いの剣
テラスタイプ:電気
実数値:155-167(212)-122(172)-x-85-188(124)
技構成:つらら落とし、不意打ち、テラバースト、氷の礫
A:残り、なるべく高く
腕白H252B140ドヒドイデをテラバーストで9/16で倒す
無振りドラパルトを氷の礫で13/16で倒す
無振りマスカーニャを氷の礫で確定
HB
テラス時陽気パオジアンの氷柱落としを約89%で2耐え
テラス時特化パオジアンのテラス鉢巻かみ砕くを9/16で耐え
テラス時特化パオジアンの氷柱落とし+不意打ちを約87%で耐え
無振りヘイラッシャのウェーブタックルを約97%で2耐え
特化ディンルーの弱点テラバーストを14/16で耐え
S:準速パオジアン抜き
環境で最強の破壊力を持ったポケモン。
テラスタイプはミラーで弱点を突かれない、かつパオジアン受けで出てくるヘイラッシャ、ウルガモス、水ロトム等に一貫するタイプが強く感じたので考察したところ電気タイプが一番適していると思い採用。襷持ちだと陽気は氷柱をかなりの乱数で2発耐えるため怯みさえ引かなければ問題ない(結局怯みますが)。意地っ張りだと上から殴れるのでテラス鉢巻かみ砕くを打たれない限りほぼ対面は勝てていた。
ミラーでテラスまで切らせることができると理想だが、とりあえず対面処理できるだけで十分役割をこなしてくれた。が、裏から出てくる先制技持ち(特にカイリュー)に縛られるのが弱い点だった。また鉢巻バレした後にテラバに対し出てくる地面タイプがストレスだった。
当初かみ砕くを採用していたが、テラバーストを優先的に打っていたこと、ラス1対面で高火力の先制技を打ちたい場面があったため不意打ちに変更した。が最終日打つ機会がほとんどなかった。
物理耐久はミラー意識でかなり厚めにしていたが特殊はペラッペラのため下手に特殊相手は突っ張らないようかなり注意した。
構築で重めのパオジアンを初手に引っ張り出しかつミラーを制することができ、最後に先制技で一仕事できるので構築の軸として申し分ない活躍を見せてくれた。
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ヘルガー@気合の襷
性格:控えめ
特性:早起き
テラスタイプ:ゴースト
実数値:150-99-80(76)-176(236)-100-140(196)
技構成:オーバーヒート、フェイント、イカサマ、カウンター
C:11n、なるべく高く
等倍テラスした無振りパオジアンをオーバーヒートで14/16で倒す
無振りテツノブジンをオーバーヒートで確定
H4イダイナキバをオーバーヒート+フェイントで約81%で倒す
HB
特化キノガッサの種マシンガン5発を約99%で耐え
特化カイリューの鉢巻神速確定耐え
S:準速セグレイブ抜き
(かなり長文です、前半は読み飛ばしてもらったほうがいいです)
嫁。見た目最高。何もかもが好きすぎる。
レギュレーションAから型を変えて構築に入れ続けていたが、特に四災環境では強い悪タイプが増えたこと、またそれによる悪タイプへの対策の増加、何度も述べているがイーユイの存在がありレギュレーションCは一番活躍が見込めないと思っていた。
ヘルガーに限らず、マイナー系統のポケモンは好きなポケモンだからと言って強引に軸にする、所謂「好きなポケモンから組み始める」のは間違いなく向いていない。役割をかなり絞った方が選出機会は減るが活躍させることができるため、考察を重ねた結果「初手キノガッサ」を倒すことに全振りすることに決めた。
初手キノガッサは以前だとほとんど襷だったがシーズン7のキノガッサはイカサマダイス持ちが多く、初手炎テラスを切って胞子or種マシンガンで強引に突破してくることが多かった。ヘルガーは物理耐久があまりにも低く、無振りだと種マシンガン5発で確定なので最低限そこを耐える必要があった。
特性はもらい火一択、と言いたいところだが炎技を無効化したところでドクガ、イーユイにかつことは難しく、終盤炎の舞1ウェポンのガモスはほとんどいなかったため詰ませることもできずもらい火にする理由がなかった。逆にキノガッサをはじめとするキノコの胞子持ちに強く、欠伸にも強く出れるので早起きを採用した(最速で眠った次のターンに起きる可能性があり襷を温存したうえでキノガッサを突破できることを期待していたが10戦以上当たって一度も1ターン起きはなかった・・)。
特殊アタッカーも兼ねていたので火力を求めたオーバーヒート、炎テラスしてくるキノガッサを確実に倒すためにCダウンを気にせず打てるイカサマ、地ならし後でも上から先制できるフェイントは確定。ラスト1枠は最後まで悩んでいたが重たくなりそうな物理に刺さるカウンターを採用。が、相手依存になることで公道が安定しない、そもそも襷カウンターは警戒されやすかったため技スぺを無駄にしてしまったことが大反省。
キノガッサ以外にやや重たく感じていた初手襷イダイナキバや襷テツノブジン、ついでに襷パオジアンを狩れることも強みだった。
テラスタイプはキノガッサのマッハパンチやカイリューの神速を透かすゴーストにしていたが、キノガッサの処理を確実にする以外に切る事はほぼなかったのでどのタイプがよかったのかは分からなかった。
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ハバタクカミ@こだわりスカーフ
性格:控えめ
特性:古代活性
テラスタイプ:フェアリー
実数値:159(228)-x-92(132)-187(116)-158(20)-157(12)
技構成:ムーンフォース、シャドーボール、パワージェム、滅びの歌
C:11n、なるべく高く
等倍テラスした無振りパオジアンをテラスムーンフォースで確定
無振りテツノツツミをムーンフォースで12/16で倒す
半減テラスの無振りテツノツツミを約88%で2発で倒す
H:16n-1
HB
特化パオジアンのテラス鉢巻氷の礫を確定耐え
特化パオジアンの氷柱落としを確定耐え
陽気パオジアンの珠不意打ちを確定耐え、特化珠なら11/16で耐え
テラス時特化パオジアンのテラス鉢巻かみ砕くを確定耐え
陽気イダイナキバのぶちかましを15/16で耐え
HD
臆病ハバタクカミのテラス眼鏡ムーンフォースを確定耐え
臆病テツノツツミのハイドロポンプを約92%で2耐え
臆病テツノツツミの弱点珠テラバーストを15/16で耐え
臆病テツノツツミのテラス眼鏡ハイドロポンプを13/16で耐え
S:最速コノヨザル抜き
神。
四災環境ではブーストエナジーの型が大半だったが、使い慣れていたこともありスカーフで採用。火力はかなり落としている分耐久はかなり厚めで、1発耐えて上から2発で仕留めるような使い方をしていた。環境に多いスカーフイーユイを上から殴れるのが特によかった。
技は一致のムーンフォース、シャドーボール、イーユイ、テツノドクガ、ウルガモスへの打点が欲しかったのでパワージェムは確定。ラスト1枠はムラっけ対策や積みへの強引な誤魔化し等の狙いで滅びの歌を採用。 たまにいるオニゴーリスコヴィランを処理してくれる神だった。
テラスタイプは無難なフェアリータイプ。テラスタルを切る頻度は少なくムーンフォースの火力が欲しい場面がたまにあったので特に問題なかった。
かなり耐久に厚く降っているのである程度思い切って後出し出来ることあったので耐久振りは生きていたと思う。テツノツツミを重たく感じていたので強く出ることが出来た。耐久調整のおかげで珠鋼テラバーストを耐えて勝つこともあった。
火力をかなり落としているのでキョジオーンやチオンジェン等高耐久相手には何も出来無かった。特殊で殴れるポケモンが実質パーティに1匹なので眼鏡で火力を求めても良かったかもしれない。
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ディンルー@突撃チョッキ
性格:いじっぱり
特性:災いの器
テラスタイプ:炎
実数値:237(52)-176(236)-147(12)-x-103(20)-89(188)
技構成:地震、テラバースト、岩石封じ、カタストロフィ→ベビーボンバー
A:11n
HB特化ハッサムをテラバーストで確定
腕白H252B116アーマーガアをカタストロフィ+テラバーストでオボン発動させず確定
(HB特化だと乱数50%)
HB
特化カイリューの神速の乱数が変わるところ
特化カイリューの嘴飛行テラバーストを99%で2耐え
特化ミミッキュのテラス珠じゃれつくを確定耐え
HD
臆病ハバタクカミのテラス眼鏡ムーンフォースを確定耐え
臆病テツノツツミのテラス眼鏡ハイドロポンプを9/16で耐え
臆病テツノツツミのハイドロポンプを約63%で2耐え
特化イーユイの火炎放射を約99%で3耐え
S:-1準速カイリュー抜き
化け物耐久。
全体的に特殊耐久が足りていない感じがしたためチョッキで採用。パオジアンの代わりに物理エースとしての働きも行わせた。
特に環境に多いイーユイドクガをキッチリ受けることが出来たのでパオジアンを通すために重要な存在だった。
テラスタイプは迷ったが、パーティ単位で重めのフェアリーに耐性がある、鬼火を無効化でき1ターンのアドを稼げる、重くなりがちなウルガモスへの回答、カミが苦手なハッサムを奇襲できる等の理由で炎タイプにした。環境にほとんど居ないこともあってか、特にハッサムに後投げしてもバレる事無く上からテラバーストで処理することが出来て強かった。
技構成については、地震テラバースト、カイリューウルガモスに刺さる岩石封じは確定。ラスト1枠は耐久ポケモンに刺さるカタストロフィを採用していたが、命中不安が気になることと打つ頻度がそこまでなかったこと、ハバタクカミの処理を優先したい場面があったので最終日にベビーボンバーに切り替えた。
重く感じていたテツノツツミにテラス後も弱点をつかれてしまうこと、水ロトムに出来ることがない事が気になる点だったが必ず出てくるイーユイドクガへの答えとして本当に活躍してくれた。
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アーマーガア@オボンの実
性格:腕白
特性:ミラーアーマー
テラスタイプ:ノーマル
実数値:205(252)-107-154(116)-x-123(140)-87
技構成:アイアンヘッド、ボディプレス、蜻蛉返り、羽休め
B:11n、なるべく高く
HD:特化サーフゴーの眼鏡シャドーボールをオボン込みで約92%で2耐え
欠かせない存在。
物理特殊それぞれクッションになれる、重たい地面フェアリーの一貫を切れるので選出頻度は高かった。何より対ミミッキュの安定性が抜群で、ミミッキュ入りには必ず選出していた。
技構成は羽休め、対面操作の蜻蛉返り、ハバタクカミ処理のアイアンヘッドは確定。ラスト1枠はテラスタルを切っていないディンルーやハッサムへの打点となるボディプレスを採用した。相手のイーユイやパオジアンへの引きを咎めることもできるのが良かった。
テラスタイプはハバタクカミやサーフゴーのシャドーボールを無効化できるノーマルにしたが、受けのアーマーガアにテラスタルを切るのは弱いためほぼ切る事はなかった。
対ハバタクカミ、ミミッキュを両方とも見れるのは個人的にアーマーガア一択だったので本当に重宝した。フェアリー激重のこの構築が成り立っていたのはこの子の存在が大きかった。
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キノガッサ@毒々玉
性格:陽気
特性:ポイズンヒール
テラスタイプ:水
実数値:155(156)-151(4)-113(100)-x-81(4)-133(244)
技構成:毒々、身代わり、宿り木の種、地ならし
H:ポイズンヒールの回復効率で最大(らしい、パクったので詳細不明)
A:余り
無振りテツノドクガを地ならしで確定
無振りイーユイを地ならしで確定2発
HB
特化ガブリアスの鉢巻地震をポイズンヒール1回復込み98%で2耐え
A無振りチオンジェンの持ち物あり叩き落とすを身代わりが確定耐え
身代わりがA無振りキョジオーンの塩漬けを2耐え
HD
テラス時C無振りチオンジェンの炎テラバーストを身代わりが15/16耐え
S:準速カイリュー抜き
突然降りてきた枠。
上記5体でずっと重たく感じていたキョジオーン、チオンジェンに対しての自分なりの答え。環境にはほとんどポイズンヒールのキノガッサは居ないと思い、奇襲性の高さもあると思い採用(が、最終日直前にTwitterにてポイズンヒールキノガッサが増えてる旨の呟きを見たのでめちゃくちゃ焦った記憶)。
技構成は宿り木、身代わり、S関係を逆転させたりイーユイテツノドクガサーフゴーへの打点となる地ならしまで確定。ラスト1枠は当初キノコの胞子を採用していたが、テラスタルを切らせていないチオンジェンや草テラスしたポケモンに対し全く役割を持てず逆に起点にされそうだったので、チオンジェンや草テラスを切りやすいヘイラッシャに刺さる毒々を採用。これが正解で、チオンジェンヘイラッシャの受けを機能停止にすることで裏のパオジアンハバタクカミを通しやすくなるため使い勝手がかなり良かった。
素早さは準速カイリューまで抜いていたのでほとんどの受けポケモンに対し上から行動出来たので毒々か宿り木を先に入れて有利展開に持ち込みやすかった。
テラスタイプは炎技の半減やパオジアンの氷柱落としを半減できる水にした。テラスを切ることはほとんどなかったが保険でイーユイドクガパオ辺りに抗えるようにしておくことは大事だったと思う。
キョジオーンはキノガッサで崩されやすい(剣舞種ガンでの崩しが多かったみたい)せいか選出されないこともあり、たまに腐ってしまったのが難点だった。
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【選出・立ち回り】
・基本選出
パオジアン+アーマーガア+ディンルー
基本は初手パオを投げる。大体テラスを切るが初手にカミイーユイドクガと対面した場合には裏のアマガディンルーに必ず引いていた。ラッシャ入りには積極的にパオを初手に投げラッシャ引きを咎めていた。ガッサがいたせいか終盤ラッシャがいても選出されないことが増えたためイージーウィンは狙いにくくなった。
・パオジアンの通りが悪い時(ハッサム+ロトム、ツツミやウェーニバル入り等)
ハバタクカミ+アーマーガア+ディンルー
パオの通りが悪い時にはほぼこの選出、特にハッサムロトムが構築に居る場合にはパオの選出は控えた。
・受けループ、キョジオーン・チオンジェン入り
キノガッサ+ヘルガー以外から2枠(受けループならハバタクカミ優先)
チオン、キョジに後出し出来るよう控えにガッサを置いておく事が多かった。裏はイーユイドクガ辺りが多いのでディンルーとフェアリーの一環を切りたいのでアーマーガアを選出することが多かった。
(モロバレルは構築次第では出さないが優先度は高め)
特にキノガッサ入りには初手ほぼ必ずヘルガーを投げていた。裏はミミッキュの選出が多いためアーマーガアは投げる機会が多かった。
他にパオジアン、イダイナキバ、ウェーニバル等低特殊耐久ポケモンが多くいた場合にもヘルガーの選出をしていた。
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【苦手なポケモン】
・テツノツツミ
後発にブーストで上取られるときつい、初手襷も増えていて対処がしにくかった。
アマガの選出が強要される、テラスが残っていないかつ化けの皮が残っているとアマガ以外の全員に対面強い。
・HBニンフィア
物理も特殊も1発耐えるので欠伸ループがめんどくさい、テラス切らないとハイボが一貫しているので厄介。あまり選出されなかったのが幸い。
・ソウブレイズ
今回一番きつかったかもしれない。最終盤増えていたがフェアリーテラスを切られてビルドを積まれると倒す手段がなく一方的にやられた。
・炎テラス鉢巻ガブリアス
アマガで受けきれないかつこちらが上からワンパンすることができないので少なくとも2体近く持っていかれることがあった。物理の炎テラスはアマガでの受けが出来なくなるためかなり厳しかった。
・テラスを残したウルガモス
こちらがテラスを切っているとかなりきつい。ディンルーに炎テラスを切ることができれば対面かなり有利にできる。スカーフカミを後投げし蝶舞を積んだ上からジェム2発で落とすことはできたがテラスが残っていると破綻した。
・後発テツノワダチ
初手だと襷の可能性が高くヘルガーで処理することも可能だが、後発ブーエナだとかなり処理が厳しい。ディンルーアマガに対してがむしゃらを打たれ裏を通されるケースが厳しかった。個体数が少なかったのが救い。
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【終わりに】
テラスタルというシステムが自分にはかなり難しく、思うように勝つことができず対戦をあまり楽しめない日々が続いておりました。今回結果は残せませんでしたが、SVに入って一番考察を深めることができたと思います。まだまだ理解が足りていないですが、これからまた少しずつ強くなっていけるよう頑張ります。
レギュレーションDは過去の準伝説、ヒスイポケモン等が増え、ヘルガーはさらに肩身の狭い思いをすることになりそうです。ランクマは一旦お休みしますが、次また参戦する際にはヘルガーと頑張っていくつもりです。
★special thanks★
・終盤ポケモンをやる頻度が増えたにもかかわらず好きにやらせてくれた奥さん
・夜いい子でしっかり眠ってくれたお子
最後まで記事を読んでいただき本当にありがとうございます。